汚い牧場物語、Graveyard Keeperを終えて
はじめに
Graveyard Keeperをクリアできたので感想というか愚痴を書き留めておきます。レビューじゃなく自分用のプレイメモみたいな感じなので、未プレイ者が本作の概要を知るために閲覧するのにはあまり適していないと思います。多少のネタバレ含むので気になるひとは閲覧非推奨です。
やったきっかけ
TwitterのTLに「汚い牧場物語」というキャッチフレーズとともに流れてきた本作。もちろんこのキャッチフレーズは公式のものではないが、私は牧場物語がそこそこ好きなので興味を持った。時間もあったし2000円という安価であったため買ってみた。
本作の概要
詳しい説明は割愛するが、主人公は墓守となり送られてくる死体を解剖したり、畑で作物育てたり、釣りをしたり、木や石を削って建築したり...といった感じである。買えば分かるよ。
ポジティブ
牧場物語は四季それぞれ30日の制限があり、その季節を逃すと来年まで90日間待たないといけない。本作は四季がなくあるのは6日周期の曜日だけでなので気楽にまったりプレイできる。
死体から剥いだ肉で料理したり、剥いだ脂肪で研磨剤作ったり、火葬した灰で肥料作ったり背徳的な行為が良い。
釣りができる。この手のゲームで一番楽しいのは釣りなんだよね。分かってるじゃん。
異端者の火刑ショーで死体をから剥ぎ取った肉でハンバーガーの屋台開くビジネス面白すぎ。
ネガティブ
ベータテストかと思うほど調整不足の仕様、細かいバグ。開始1分で進行不能バグに直面した時は返金しようかと思った。施設にアクセスできない方向に建設してしまうと終わり。解体すらできない。
セーブデータは複数に分けられない。バグ多いんだからリスク管理させろ。
ダンジョンは敵を殲滅しないと先に進めないくせに分かれ道が多いので引き返す必要がある。一本道でいいよ。
マップ広い癖に移動遅すぎ。ロバに乗らせろ。ワープ石あるけど移動箇所が家と酒場の2箇所って少なすぎだろ。せめて灯台と石切り場も追加しろ。ワープ石のクールダウンタイム要らん。誰が得する仕様か言ってみろや。
一部アイテムが捨てられない&売却できない(ダンジョン内で廃棄可能)
商人の家に運ぶ木箱、テストプレイした???
なんで町を実装してないのに町への通行証があるんだ。
ふざけたエンディング
どちらでもない
つるはしやシャベル等の装備できるものは基本的に持ち歩くのでアイテム枠を圧迫する。できれば他アイテムと別項目で管理したい。
耐久の概念がないアイテムにもスタックできないものがある。仕様なのだろうが開発者の意図が分からない。
錬金術のレシピは存在せず自らが任意に適切なアイテムを選ぶ必要がある。wikiなしでやるのはどう考えてもかなり厳しい。
おつかい感がかなり強い。私はそれが楽しいタイプの人間だけど人によっては楽しめないかも。
「Dig」という名前のキャラが日本語版では「掘る」という名前になってて笑った。
全体的に
調整不足が目立った本作であったが、そういった可能性があることをわかって買った。インディーズゲームというのは玉石混淆である。レビューを見ればなんとなく分かったつもりになるが実際はプレイするまでそれが宝石なのか石なのかは分からない。本ゲームはお世辞にも宝石であるとは言えないがクリアまでの約50時間は十分に楽しめた。これからも私はこんなゲームを買い続けるだろう。